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携帯電話上のGPRSを通じた気象状態の遠隔測定システムのプロジェクト

携帯電話上のGPRSを通じた気象状態の遠隔測定システムのプロジェクト

HAII(水資源・農業情報研究所)とAdvanced Info Service PCL(AIS社)との共同研究・開発

経緯及び主旨

HAIIでは、各地の気象状態のデータ測定への応用を目的とし、小型で設置しやすい、携帯電話網を通じた自動方式の気象測定・データ送信システムを 開発してきました。そこで、携帯電話網サービスを提供しているAdvanced Info Service PCL(AIS社)と協力し、“気象状態表示のための携帯電話網による自動方式気象データ測定プロジェクト”として、全国の携帯電話網の送受信ステーショ ン210ヶ所にこのシステムを設置し、2004年10月19日、AIS社は、サイエンスウィークの行事の一環として、また、国王陛下60歳の祝賀記念とし て、このプロジェクトを国王陛下に寄進しました。2006年、Advanced Info Service PCL(AIS社)は、遠隔測定システムの拡大をおこない、北部、中部、東部、東北部、及び南部北側を含む全374ヶ所に設置されることとなりました。更 に、データがより広く使用されるよう、HAIIと合同で、インターネットwww.thaiweather.net を通じたデータサービスの配信を始めました。

目的

  • 国王陛下60歳の祝賀記念とし、また、通信技術及び水資源管理の事業の発展を記念すること。
  • インターネットを通じ、降雨量、気温、湿度、大気酸性度のデータサービスを広域に提供すること。
  • 政府から、民間、地域社会までの水資源管理の計画策定において、データを有効活用すること。

目標

国家開発の王室プロジェクトの指針に基づき、特に、持続可能な国家の水問題解決を図るため、広域にわたるデータベースが必要となっている。

設置地域

北部、中部、東部、東北部、及び南部北側を含む374ヶ所。

期待される効果

  1. 気象状態データ。インターネットを通じて正確かつ精密なデータを表示。降雨量、気温、湿度、大気酸性度など。
  2. 政府機関、民間、市民を問わず、迅速にデータを入手することができ、広域に使用することができます。
  3. 水資源管理の計画策定において、データを有効活用することができ、効率的に洪水や干ばつの防止をおこなうことができます。
 
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